おはようございます。漢仁です。
しばらく私事でブログから離れていました。投稿の仕方を忘れるほどの久しぶりの投稿になります。
今回の記事は、私が過去に主宰したセミナーの受講者【30代の女性】の方が受講後に書いて下さったアンケートから、彼女に許可を頂いて書かれた内容の感想文の部分を抜粋し記事にさせて頂きました。
彼女は容姿端麗で性格はどちらかと言うと物静かで控えめな女性です。
見た目からはあまり活発な感じではなく、自分の意見を人前で話すのは苦手な印象を受けました。
私が主宰したその講座の名前は「未完了を完了させる講座」という名前です。
少し講座の内容を説明すると・・・
何らかの理由により途中で諦めたり、投げ出したり、そもそも最初からチャレンジしなかったり、先送りにしている完結(完了)していない事柄にスポットを当てて、未完了の理由を探り、その未完了の事柄を完了させることで達成感を感じ、自信を得て、自らの手で新たな道を切り開けるようになることを目的とする実践講座です。
以下、アンケート一部抜粋
感想文「未完了を完了する一日講座を受講して」
今回のセミナーを受けて自分自身と向き合うことが出来ました。
未完了を完了するという今回のテーマは、私にはそれほど思い当たることもなく、最初は「私にはそんなに未完了はないかな・・・」って思っていました。
でも、セミナーを受けるにつれて段々出てきたのです。溢れるほどの未完了が。
本当は分かっていたけど忘れようとしていたこと、未完了とは思わずに無意識に先送りにしていたこと、思い出してきたと言うより本当に隠していたことが溢れて出てくる感じでした。
「見つかってしまった!」という表現の方が適切かも知れません。
何故今までその多くの未完了に気が付かなかったのか?それが不思議でした。
いままで自分の身に降りかかっていた出来事を自分の事なのに他人事のように無責任にしかもほとんど気付かないうちに避けていました。
まあいいか、また今度で・・・
そのうち誰かが何とかしてくれるだろう・・・
自分には関係ないかな・・・
面倒くさそうだし見て見ぬ振りしよう・・・
また、自分が原因なのに別の誰かの責任にして責任逃れをしていたズルい自分にも気が付いたのです。
私の中に数えられないくらい沢山あったことに正直自分自身が驚きました。
未完了が次から次へと出てくることにも驚いたのですが、それをさらに掘り下げるために未完了のセグメント(分類分け)をする時間に、自分の持つその未完了が何に該当するかを突き止める作業をすることで自分が普段どういう風に物事を避けているかという傾向に気が付きました。
私が分類した未完了の中で一番多かったのは「未経験の事柄の先送り」です。
先送りはさらにその理由から「理由があって出来なかったこと」「出来たのにやらなかったこと」に分類し、なぜ先送りにしたのかその原因を突き止めることで、いつでもできると思ってたけど、よく考えると失敗するのが怖くてやらなかっただけだということに気が付きました。
やらない理由を探して「出来ないのではなく、今はやらないんだ」と自分に言い聞かせていたのです。
できないことがばれて非難されたり、そのせいで見下されて自分自身が傷つくことが怖かったのかも知れません。
心のどこかで自分自身の可能性を疑っていることに気がついていたけれど、それを認めたくなくて言い訳をする自分がいました。
「できないんじゃない!やりたくないだけ」
「今はまだ実力が伴っていない」
「まだ準備が出来ていない」
「これが終わったら」
「あの人が〇〇してくれたら」
「お金が儲かったら」
「子育てが一段落したら」
「もう少し考えてから」
これらは全て自分が考え出した自分自身に対する言い訳で、すべて「先送り」であるということを知りました。
この講座の受講ルールとして、最初に言われた「自分に嘘をつかない」というルールを守れば、これまでの私の未完了は「自分には実力が無い」「失敗するのが怖い」「非を認めるのが嫌」ということをすべて認めることになります。
未完了の存在を認め、一旦すべてを受け入れることが大切だと教わりました。
また、過去ではなく未来を見つめた時に、自分が今後やりたいと思っていることを既に別の人がやっていた場合にも、現在の自分といつも比較していました。
「それぐらいなら私にもできる」
「この程度なら私の方が上手いかも知れない」
「どうしたらこの人たちのように私も有名になれるのだろう?」
「この人に出来て私に出来ないのは何故なんだろう?」
「いまの私に何が足らないのだろう?」
私はいつも「よく考えてから行動しよう」と考えていました。
でもこの講座を受けて、失敗しないようにと考えていることや、他の人との比較では何も生まれないことを知りました。
「よく考えればいいです。でもいつまで考え続けるんですか?」そう言われた時に、自分が失敗する恐怖にとらわれて身動き出来なくなっているから、考えるという行為に逃げていたことに気づきました。
未完了をすべて認め、なぜ未完了のまま放置してきたのか原因が分かると、その対処方法も見えてきました。
さらに、やりたいことがあっても出来ずにいた理由も分かりました。
どのようにすれば未完了を完了に変えることが出来るかというプロセスの細分化(プロセスチェック)では、今まで先送りにしてきたことにワクワクしながら取り組む自分に気づくことが出来てすごく楽しかったです。
「出来なかったことがようやく出来るようになる」って感じました。
子どもの頃にどうすることも出来なくて未完了にしてしまったことが、大人になった今なら容易に完了できるということを学びました。
未完了を完了させる作業の最大の狙いは、失っていた自信を取り戻すことです。
私は最後に行われた「実際に完了させる作業」で、些細な事で口論になり付き合いが途絶えてしまった友人に「今すぐ電話をしてみてはどうですか?」と言われ、心臓がバクバクしているのを感じました。
でも、背中を押して頂いたことで勇気を出して電話することが出来ました。
電話をした友人も泣いて喜んでくれて、彼女も同じようにずっと心に引っ掛かっていたらしく、10年以上どうすることも出来なかった未完了を完了させることが出来ました。
完了できなかったらどうしよう?という恐れから、膝がガクガク震え、涙が溢れてきましたが、逃げずにそれを克服できたことが、自分にとって一番勇気がいることにチャレンジ出来た喜びと自信に変わりました。
私は受講前よりも自分自身のことを理解できるようになったと思います。
今まではダメな部分しか見えなかったけど、そんなに自分を責めなくても大丈夫なんだと思えるようになりました。
これからは苦手なことから逃げずに何でも挑戦しようと思っています。
いまできる事を先送りしてそのまま放置するようなことはしません。
いまならできる。やるのはいま。それもいますぐ。人生は今この一瞬の積み重ね。
学んだことを明るく楽しく続けて行きたいと思います。
楽しく有意義なセミナーを受講できたことに心より感謝しています。
以上、アンケートより一部抜粋
この受講後のアンケートから、彼女が恐れていたことに向き合いそれを克服した勇気が見て取れます。
私たちの誰にでも当てはまる事例としてご紹介させて頂きました。
未完了を完了すれば今まで出来なかったことが出来るようになったり、失っていた自信を取り戻すことが出来ると思います。
生まれながらに自信がない赤ん坊なんていません。
些細な出来事や自分がしてきた失敗の経験から段々自信が無くなってしまったのです。
もう一度生まれ変われるならこんな風に生きたい。
そう思う心があれば未完了を完了させることが出来ます。
未完了は誰にでもあります。
自分が避けてきたことをわざわざ振り返らなくてもと言われる方もいます。
苦手意識にスポットを当てるのではなく得意なことに磨きをかけるべきだという考え方もあります。
でも、過去の出来事を未完了のまま放置していることによって、自信を失ってる或いは自信が持てない自分がいるなら、向き合って克服した方がいいと思います。
西川きよしさんではありませんが「小さなことからコツコツと」未完了を完了にしてみて下さい。
きっと今より自分が好きになると思います。
最後に私から皆さんにエールを送ります。是非ご覧ください。
出典: GReeeeN YouTubeチャンネルより
最後までお読み頂き有り難うございました。感謝
漢仁